4年目の夏

今年も知念父の命日が来て…

またあの4年前のラジオ体操の後の

慌ただしい出来事にふけ…

誰かがなくなっても 世の中は回り続けて

何一つ変わらずに前に進んでいく無情さも

自分の事に当てはめ…

一生懸命生きたいけれど…

楽観的に楽しめるのがいいと感じて

しまった昨日…

日本の仏教は亡くなった後も三回忌、

7回忌などと親戚で集まり

いや本当もう面倒臭い信仰だとさえ

感じてしまう…

私の時はもうお葬式だけでいいなって

思う、子供達に負担はかけたくないな。

いつまでもいつまでも形式通りにして

くれなくてもいいって伝えておこうと思う。

いつか死は自分にも訪れる事に間違いは

なく、きっと私なんかは

修行が足りないからまたどんな

形かでこの不公平な世の中に落とされる

んだと理解してる。

身体は無くなるけれど魂っていうのは

浄化されるまで この悲惨な過酷な地球の

どこかにまた生を受け永遠に行ったり来たりを

繰り返す。

それが嫌なら 自分を犠牲にし

他人に尽くし 歪めを取り払い 次々でる人の

欲や邪念を永遠に追い払うが如く

山奥にでもこもり 修行を積み続けないと

いけない…。

勝ち組の日本に生まれた私に

するべき事やできる事はまだまだあるのに

ついつい目の前の事にだけ目を向け

世界を見れずにいるのは それだけでもう

罪。