今週末

母の文化功労賞祝賀会に向け バタの踊り込みに向かおうと思う。

母とフラメンコと私。

母の元で居ると自立できず、大人の格好をした子供で居続ける事を放棄して一年。

フラメンコに対しても敬意を払い続けていたいからこそ母との関係をはずし

自分対フラメンコで対話をしないといけない時期にも来ていた。

だからスタジオを出て全て自分でやろうと飛び出した。

始めはフラメンコができる環境なんかじゃなく、大変だったけどフラメンコだけでな

い気持ちの整理も随分とできた。だからこそ将来の道筋や未来像がここ最近明確にな

ってきたように感じる。

ライブも全て受け入れるのではなく自分の心に向き合い選択できるようになった。

これが簡単そうで難しかった。足の痛みをセーブするには適当な判断で随分と痛みが

消えたけれど、それ以外の面での不安が強く葛藤もあった。

でも、いつも自分の勘を信じる。

いい気持ちでできないお仕事はきっぱり断ろうという気持ちはもう簡単には

変わらない。

結局、どれだけ質の高い芸術家やアーティストが集まったとしても人としての

マナーや尊敬できない人とは共有できないことが多くて、それが私にとって無駄

な時間となる。子供がまだ手を離れていない時期は私にとって子供との時間を割いて

まですることは重要視するべきこと。

マナーは本当に大事だと今回の舞台でも沢山学べた。私自身ができていないからこそ

目につくこと。….きっと真髄はそこ。そこの判断を誤ると全てにおいて

よい循環はない。いつも思うように周りに置く人を選ぶのは周りの人が自分を造る

現実を理解しているから。

母の元に居るときは判らなかった母の沢山の言葉の意味。

面倒臭いなぁと思った事も沢山ある、でも今はまだたった一年だけど理解できること

がある、母は本当に正しいと胸を張って言える。

だから県に続き市からも賞をいただけるんだと誇りに感じる。

自分に嘘はなく真っすぐに生きていたらきちんと見てる人は見てくれていると言って

いたことも頷ける。

やりたい事を叶えていくことも大事、だけれどもまず第一に礼儀というものを

はずさずに進んでいかないといけない。

産業時代から情報時代へと変わっていく中でもマナーを忘れずに礼儀を

持ち続ける女性というのは女性から見ても綺麗。

母の子供で良かったと思うし、尊敬できる人はやっぱり母。

祝福をフラメンコで伝えられることが嬉しいです。

頑張ります!!