過去に絶対的に下りなかった上海で日本人がフラメンコをするという域を越えられたのも一人一人の賜物だと感謝しています。
スペインのフラメンコもどれだけ手の届かないものか目の当たりにしました。
人種の差は綺麗ごとではなく越えられない。フラメンコだけに言えたことではなくもうこれが現実。
型にはめた振付、数通りの唄なんかトップアーティストなんかには通用するわけもなく対応できる力や勉強が足りないと何一つ楽しめない。
勉強すればする程難しく聞く耳を持たない者は去れ!の世界。
次はこの振り、あの振り、三連、スビーダなんかもうどうでもよくてフラメンコはそうではないと衝撃なズレも目の当たりにして聴いて踊りたくなるのが最たるものじゃないかと感じました。
お世辞でole—-!は言えないように フラメンコはやはり心。響かないと意味がない。お見本通りには進めない。
それ以上にガジのソレア、ガジのタラントで踊れた事、大好きなエミリオのギターの音色、絶対手を抜かないミゲルの紳士さ、慶子のスマートな気遣い心遣い、しのぶの存在が支えになり体力気力が続かなくても最後までやり切る動力となりました。
応援いただいた皆さま、支えてくれた家族、ついてきてくれた団員のみんなありがとう。
とにかく無事に終了、本当に上海でフラメンコ公演ができました。
ありがとうございました。